建て方大工と造作大工の違いとは?
- 2021.09.20
一昔前までは土台から外装、内装まで全てに渡り、同じ大工が担当することもありました。
しかし今は作業が分担化され、建て方大工、造作大工、外構大工などと分かれていることが多いです。
もっと言うならば造成工事、型枠工など一つ一つを細分化しているケースもあるぐらいです。
建て方大工というと土台から骨組みまでの施工を手がける工事を指します。
柱や梁が施工され、骨格となる部分が見えてくる作業です。
そしてここまで行ったらバトンタッチする形で造作大工が担当します。
造作大工は天井、壁、床などを担当します。
内装工と似ていますが、内装工はすでに建物ができている状態で壁紙クロスなどを設置する作業です。
仕切られた部屋にしたり、通路にしていく作業は造作大工と考えればよいでしょう。
もちろん、造作大工が壁紙クロスなど最終段階まで対応することもよくあります。
尚、造作工事は主に木材を使って施工する部分を担当する作業になります。
ただ、家は木材だけで作られているのではなく、電気を通すために配線を設置したり、排気口を設置したり、換気扇を設置したりなど様々な作業が発生します。
そういった作業は電気工事会社と連携して対応するケースが多いです。
松本工務店では現在、造作工事、電気工事、水道工事など様々なジャンルの作業員、および協力会社を募集しています。