造作工事の技術とは
- 2023.05.19
株式会社 松本工務店では、造作工事を数多く行っており、利用されたお客さまから高い評価を得ています。
造作工事を行う際に必要とされる技術には、設計技術や加工技術、組み立て技術などがあります。
造作工事は、現場で加工・組み立てを行うため、設計図面に基づいて正確に寸法を取り、加工や組み立てを行う必要があります。そのため、設計技術が必要となります。
設計図面をもとに現場では加工が行われますが、その加工は手作業となることから加工技術も必要となります。
木材、金属、ガラスなどの素材に合わせて、鋸やノミ、ドリル、溶接機などの工具を使用して加工を行いますが、高い精度が求められる場合には、コンピュータ制御の機械工具を使用することもあります。
加工が終わった部材を、現場で組み立てる組み立て技術も必要です。
組み立てには、木工用の接着剤や金属用の溶接、ボルトやナットなどの金具を使用して、部材同士を接合します。また、壁面や天井に取り付ける場合には、綺麗な水平・垂直を出すために、測量技術も必要となります。
このように様々な技術が造作工事には必要とされますが、造作のための技術以外にも、施工管理技術やコミュニケーション能力も求められます。
造作工事には、様々な素材や道具の使用が必須で、それらを扱う多くの職人もいます。
現場では、工程管理や品質管理、安全管理、原価管理などを行い、効率的かつ正確な工事を行うことが求められることから、それらを管理する施工管理技術も必要不可欠です。
さらに、造作工事では、建築主やデザイナー、設計者などとのコミュニケーションが必要となります。建築主の要望やデザインコンセプトを理解し、共有することが重要です。
また、現場での職人とのコミュニケーションも必要で、チームワークを意識したコミュニケーションが求められます。
このように、造作工事には様々な職人による様々な技術が必要となることから、職人としての技術だけでなく、設計や施工管理などのマネジメントスキルやコミュニケーション能力も必要となります。